「デジぽちLab」を運営するエムスリーデジタルコミュニケーションズの「中の人」が、製薬・医療業界に携わる様々な人に向けておススメの書籍を紹介する記事シリーズです。
書籍情報
画像:amazon.co.jp |
書籍名:もし幕末に広報がいたら 「大政奉還」のプレスリリース書いてみた |
出版社:日経BP | |
著 者:鈴木正義 著、金谷俊一郎 監修 | |
発 刊:2021年 | |
頁 数:260ページ | |
内 容(公式サイトより抜粋): 客観的な事実の記録と思われがちな日本史ですが、実はある一方の側からの視点(大抵は時の為政者)で綴られているケースが少なくありません。著者はそこに着目し、情報を効果的に拡散させるべく、その時代にマスコミが存在すれば飛びつきそうな新しいアングルでプレスリリースを書き綴っていきます。 |
情報戦を制する者が歴史を制す
歴史上の多くの出来事は、そのときの権力者やそちら側にいる人物の視点で記されたものです。
本書は、そのことに改めて気づかされると共に、企業活動において重要な役割を担う「広報」について学ぶことができます。
私自身はデジタルマーケティング担当なので、普段広報やPR業務とは近くて遠い距離にありますが、改めて「誰に」「いつ」「何を」「どのように」伝えるかがコミュニケーションにおいて重要であると認識できました。
情報戦を制する者が歴史も時代も作るのだと感じます。
広報のテクニックも多く詰め込まれていますので、今後企業リリースを読む際に「このリリースの真意は・・・」と探りたくなるかもしれません。 マーケティング担当者にも是非読んで頂きたい一冊です。