「デジぽちLab」を運営するエムスリーデジタルコミュニケーションズの「中の人」が、製薬・医療業界に携わる様々な人に向けておススメの書籍を紹介する記事シリーズです。
書籍情報
画像:amazon.co.jp |
書籍名:マーケティングマインドのみがき方 |
出版社:東洋経済新報社 | |
著 者:岸田 雅裕 | |
発 刊:2010年 | |
頁 数:256ページ | |
内 容(公式サイトより抜粋): 「ユニクロのターゲットは広くて狭い」……。豊富な事例、エピソードを通じて、マーケティングの重要なテーマ、キーワード、そして新たなトレンドをわかりやすく解説! |
大切なのは、顧客を理解すること、好きになること
マーケティングの本と言えば、4P、3C、STPなど「型」が多く固い印象をお持ちでないでしょうか。本書は著者の経験談や事例がふんだんに使われたエッセイですので、すっと心の中に入ってくる様な内容となっております。
全10章に渡り、様々な切り口からマーケティングについて語られていますが、私が一貫して感じたのは、マーケティングに大切なのは、顧客を理解すること、好きになることだということです。
一見当たり前の様に思えますが、限られたリソースで結果を出すことが求められるビジネスシーンでは、気付けば顧客目線よりも自社目線が優位になっていることもあると思います。
書籍内では、ブランドづくりの上流からオペレーショナルな下流まで、顧客目線を持つことの重要性が、事例と併せて紹介されておりますので、初心に立ち返りたい人や、これから学び始める方にお勧めの1冊です。