「デジぽちLab」を運営するエムスリーデジタルコミュニケーションズの「中の人」が、製薬・医療業界に携わる様々な人に向けておススメの書籍を紹介する記事シリーズです。
書籍情報
画像:amazon.co.jp |
書籍名:論文図表を読む作法〜はじめて出会う実験&解析法も正しく解釈!生命科学・医学論文をスラスラ読むためのFigure事典 (実験医学別冊) |
出版社:羊土社 | |
著 者:牛島俊和,中山敬一/編 | |
発 刊:2022年 | |
頁 数:288ページ | |
内 容(公式サイトより抜粋): トップジャーナルの図表を理解するのに苦労していませんか? 115の頻出実験&解析法について,図表から「何がわかるのか」を簡潔にわかりやすく解説.初めて論文を読む学生・異分野の論文を読む研究者に頼れる1冊 |
この1冊があれば、基礎の論文も怖くない!
医学系の論文を読んでいて見たことのない図に遭遇し、読むのをあきらめてしまった経験、ありませんか?言葉が分からない場合はネットで検索すればよいのですが、図が分からない場合は…困ってしまいますよね。
そんなお悩みに応えてくれるのがこちらの本。電気泳動のような古典的な方法から次世代シーケンサーのような最先端の技術に至るまで、あらゆる解析方法に関する115種類の図表が紹介されています。
この本が便利だと思うのは、図表の名前が分からなくても、パラパラとめくりながら図を探し出し、その図の見方や用いられている手法の原理などが分かるようになっている点です。大学院生のために作られた本ですが、短時間でさまざまな文献を理解する必要がある社会人にこそおすすめです。