キービジュアル案2 (3)コロナ禍以降、製薬・医療機器メーカー各社がWeb講演会に注力し、トライアンドエラーを繰り返してきたことでしょう。 プロモーション活動の一施策としてWeb講演会が浸透しましたが、準備するご担当者様も視聴する医師も一種のマンネリを感じているようです。

今回のセミナーでは、Web講演会で出来ることを整理し、 ① Web講演会の配信形式・演出・企画の具体例 ② 準備~開催後の各工程における一歩踏み込んだ施策 ③ Web開催の特徴を踏まえたひと工夫 などの内容について、弊社のWeb講演会ご支援実績をもとにご説明しました。

本記事は2021年8月に配信したM3DCセミナーのテキスト版です。内容は当時のものとなりますのでご了承ください。
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Web講演会を再発見

Web講演会の開催目的は?

皆さんはWeb講演会をどのような施策と捉えていらっしゃいますでしょうか? また、そもそもWeb講演会を開催する目的について、ご自身がWeb講演会をどのように活用しているか、もしくはどのように活用していきたいと考えていらっしゃいますでしょうか?

一般に、Web開催か否かに関わらず「講演会」の開催目的は「認知拡大」です。

すなわち、「多くの医師に製品そのものを知っていただく」、「製品の追加情報を知っていただく」ということです。製剤であれば最新の臨床研究結果から製剤の効能・効果を知っていただくことや、適応拡大の時に実施されることが多いかと思います。

講演会をWeb配信する場合も基本的には同じですが、勤務地と開催地が遠いなどの理由でリアル講演会へのご参加が難しい医師にも参加していただくという点も挙げられます。 さらに、参加頂いた医師のデータを基に、最短で最適なディテールを行うことができます。

では、これらの目的を達成するため、Web講演会ではどのようなことができるのでしょうか。

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Web講演会開催フローは4つのステップで

では、Web講演会開催前後でどのようなことができるのかを見ていきましょう。

表示のスライドは、Web講演会の開催フローを細分化したものとなります。「告知」「Web講演会開催」「情報共有」「アフターフォロー」のサイクルです。 今回は全体で取り組む内容を整理した後、二つ目の「Web講演会開催」を中心にお話してまいりたいと思います。

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01 告知・ご案内(集客)

こちらは案内状をしたり、3rdメディアやオウンドメディアで告知をしたりすることです。 3rdメディアは、m3.comや日経メディカルオンラインなどがあります。

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02 開催

Web講演会を開催します。詳細については続くパートでご説明します。

 

03 データストック・情報共有・分析

視聴後ログ確認・周知を行います。視聴データをCRMへ取り込み、担当MRに連携の上、企画担当者は分析などを実施します。

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04 アフターフォロー

視聴頂いた先生へのお礼として担当者によるメールやお電話、お手紙などのアクションがあります。

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では、メインとなるWeb講演会では何が出来るのか、見ていきましょう。

 

Web講演会の企画方法

Web講演会の構成要素

Web講演会の構成要素から見ていきましょう。 Web講演会は、大きく企画 × 配信形式 × 演出で構成されています。それぞれについてご説明します。

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企画

Web講演会は「企画ありき」だと思います。 企画立案する際の必要な要素は5W1Hで決めることができます。

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一例を挙げてご紹介しましょう。

通常、When(いつ) Where(どこで)Who(誰が)What(何を)Why(なぜ) How(どのように)といった観点で予算を踏まえROIを意識しながら企画立案されているかと思います。

例えば、Why=製剤の認知拡大、What=長期処方解禁した製剤の認知拡大のため、When=解禁の前後1か月前後、Who=全国の開業医の先生、Where=M3DC東京スタジオ、How=予算200万円、演者先生2名、という企画が考えられます。

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ではこのような企画に対し、組み込むことのできる要素はどのようなものがあるか見ていきましょう。例として三点挙げました。

  1. パネルディスカッション
  2. リアルタイムアンケート
  3. Web懇親会

これらの企画要素を盛り込むことにより、企画により厚みを持たせることができます。

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1. パネルディスカッションの例

例えば4名の先生にご登壇頂いた時の画面表示です。4名の先生が並んでいるようなイメージですね。

そして、予め用意しておいた設問を座長先生に読み上げて頂きます。その内容に対し他の先生よりご意見をいただき、ディスカッションを進めていく形式です。 次にご紹介するリアルタイムアンケートと併用するパターンも増えてきています。

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2.リアルタイムアンケートの例


予め頂いた設問に対して、視聴者よりご回答いただくものです。 その結果をグラフで表示し、ご登壇いただいている先生方にその結果に対するコメントやご意見を賜るというような構成を組むことが可能です。

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配信形式

Web講演会の配信形式については次のように五つ挙げております。

①通常のWeb講演会  座長先生や演者先生に配信会場へお越しいただく形、最もベーシックな形式
②リモート型の講演会  生方は来場されず、医局や大学、ご自宅からご登壇いただく形式
③多拠点配信  全国のKOLの先生方を複数拠点繋いで配信する形式
④ハイブリッド配信  リアル会場で開催する講演会を同タイミングでオンライン配信する形式
⑤海外接続配信  海外演者にリモートでご出演いただく形式 

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弊社では配信形式に合わせた最適なプランニングいたしますので、ぜひご相談ください。

 

演出

演出については5点ご紹介します。

①製薬の製品紹介動画または企業のイメージ動画

製品紹介動画や企業イメージ動画を講演会の前後に配信します。これにより、視聴者は製品や企業のイメージを持っていただいた上で講演会に臨むことが可能です。

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②略歴動画

略歴動画とは、ご登壇される座長先生や演者先生のお写真をご紹介するもので、Web講演会のオープニングに入れることでテレビ番組風の演出をいれることが可能です。

 

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③バーチャル背景

バーチャル空間に出演者を配置することによって、より豪華で楽しい雰囲気を演出することが可能です。例えばこのような背景を設置することによって、テレビ番組風の演出も可能です。

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④お名前テロップ表示

出演者様の所属やお名前を画面上に表示します。

 

⑤質問テロップ表示

視聴者からの質問を画面上に表示し、Q&Aを視覚的にわかりやすく演出します。

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M3DCのご支援内容

”Web講演会は企画ありき”だからこそ取り入れたい要素をご提案

Web講演会の構成要素を中心に見て参りましたが、いかがでしたでしょうか。

Web講演会は企画ありきで開催されるものですが、企画に盛り込める要素や、配信形式、演出を考慮することにより、通常とは違った内容を作り上げることができます。視聴者にいかに見ていただくか、考えながら企画を組み立てて実施していかれると良いでしょう。

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今回触れた内容で掘り下げた話を聞いてみたい、提案がほしい等のご要望やご意見がございましたらお気軽にご連絡いただければと思います。

 

本記事は2021年8月に配信したM3DCセミナーのテキスト版です。内容は当時のものとなりますのでご了承ください。
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