ジェネリック医薬品(後発医薬品)のなかにオーソライズド・ジェネリック医薬品と呼ばれる医薬品があります。
実は、オーソライズド・ジェネリック医薬品が発売されたのは、2013年6月。すでに10年も前のことなのです。当初、欧米諸国に比べて後発医薬品の使用割合は低く、厚生労働省が掲げた「平成25年(2013年)3月までに30%※以上」という目標を達成することはできませんでした。
その理由のひとつに、医療関係者の間で、後発医薬品の品質への信頼性や情報提供、安定供給に対する不安が払拭されていないことが挙げられていました。2013年当時、そのような不安を解消するのではないかと期待されて登場したのがオーソライズド・ジェネリック医薬品です。
※旧指標:後発医薬品の数量÷全医療用医薬品数量